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民衆の古代史
『日本霊異記』に見るもう一つの古代

著者: 吉田一彦

本体価格: \1,700(税別)
サイズ: 四六判上製 240頁
ISBN: 4-8331-0533-0
発行年月: 2006年4月刊

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■内容説明

古代の日本の民衆の生活実相はどのようなものであったのか。また、日本古代の社会体制を「律令国家」と捉えることは、果たして真実と言えるのか。最古の仏教説話集『日本霊異記』をひもときながら、律令からはみ出して生きる民衆の実像を探った好著。
 

■目次

一 『日本霊異記』の面白さ
 1 霊異の話
 2 妻帯の僧、景戒
 3 『日本霊異記』の史料的価値
 
二 魚を捕る人々
 1 紀伊の浜辺の漁業労働者
 2 漁民の租税
 3 漁民として生きる
 
三 「村」とは何か
 1 『日本霊異記』の「村」
 2 「村」と「里」のちがい
 3 自然村落に暮らす人々
 
四 金融、女性、市
 1 寺の金融活動
 2 女性の活躍
 3 商人と市
 
五 仏教の流行と私度の僧尼
 1 地域の仏教、民衆の仏教
 2 私度の僧尼は禁止されたのか
 
終章 「律令国家論」を越えて
 1 坂本パラダイム
 2 律令国家論を見直す
 
 参考文献一覧
 あとがき
 
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