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■内容説明
なぜホラーは魅力的なのか?人々はなぜ科学以前の迷信に満ちたストーリーに関心を持つのだろうか。ホラー映画をはじめとするエンターテインメント作品から〈恐怖の享楽〉というパラドクスに光を当て、人間の本性と芸術の本質を照らし出す。
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■目次
謝辞
はじめに ホラー、恐怖、そして進化
第1部 ホラーの進化論的分析
1.獣の評価:ホラーの定義と研究史
2.ホラーの作用・その一 否定的な感情の進化と刺激
3.ホラーの作用 その二
恐ろしいモンスター、恐ろしいシナリオ、恐ろしいキャラクター
4.生きるための恐怖:ホラーの魅力、機能、そして効果
第2部 アメリカン・ホラーの進化論的視座
5.遍在するモンスターたち:アメリカン・ホラー管見
6.吸血鬼のアポカリプス:『アイ・アム・レジェンド』(1954)
7.誰も信じてはならぬ:『ローズマリーの赤ちゃん』(1967)
8.死者と戦い、生者を恐れよ
:『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)
9.二度と泳いではならない:『ジョーズ』(1975)
10.取り憑かれた家、取り憑かれた心:『シャイニング』(1977)
11.ハック・アンド・スラッシュ:『ハロウィン』
12.悪い森の中でさまよい、狩られること
:『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)
第3部 ホラー・エンターテイメントと
ホラー研究の将来の進化について
13.ホラーの未来
引用文献
索引
訳者あとがき |
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