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洞学
洞と自然と人との関わり

著者: 村上哲生・南基泰

本体価格: \800(税別)
サイズ: A5判並製 63頁
ISBN: 4-8331-4145-1
発行年月: 2020年3月刊

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■内容説明

「洞」とは、両側から谷が迫り平地が奥に籠もった地形を指す。その地が作り出す湿地は生き物を育み、ため池は人の暮らしを支えた。陸水学と生態学を専門とする二人の研究者が、洞の生物多様性の保全の必要性と問題点を説く。
 

■目次

はじめに ─洞を歩く─
第一章 湿地
1. 洞の中の二つの型の湿地
2. 湧水湿地はどんなところにできるか?
3. 湧水湿地の傾斜
4. 湧水湿地での水の流れ
5. 湿地の大きさと形
6. 湿地の生物
7. 湿地をどう管理するか?

第二章 溜池
1. 溜池構築の歴史
2. 溜池のもう一つの効果 ─温水溜池─
3. 溜池の水質
4. 溜池と農村の生活
5. 溜池と新しい住民との付き合い

第三章 洞の生物多様性
    ―地域固有の遺伝的特性保全の観点から―
1. 遺伝的多様性
2. 地域固有の遺伝的特性 ─洞の生物たち─
3. 草地管理が遺伝的多様性の消失につながる
  ―ハルリンドウ―
4. まとめ ―遺伝的多様性保全の問題点―

おわりに
索 引
 
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