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■内容説明
つまおり傘、焼きもの、竹細工、鯉のぼり、仏壇、七宝…。かつて隆盛をきわめた尾張の伝統工芸の現在を追い、今なお脈々と伝わるその職人技の粋を記録。失われゆく技術にこめられた、職人の心を伝える。
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■目次
まえがき
一 つまおり傘 野点の席にひときわ映える
二 犬山焼 呉須赤絵と桜楓の雲錦手
三 尾張の竹細工 生活の中に竹の特性を生かす
四 鯉のぼり 子の健やかな成長を願う
五 起の土人形 飾らない素朴な美しさ
六 津島祭礼太鼓 音色を通して心を伝える
七 雪駄 あしもとの粋
八 木魚 人の心を和らげる音
九 尾張七宝 七つの宝の美しさをもつ
一〇 尾張曲物 木肌の美しさ 触感の良さ
一一 瀬戸焼 焼き物の惣名 せともの
赤津焼 赤津七釉の地、茶陶など雅器を生む
瀬戸染付焼 絵画的画法の生きた瀬戸の染付け
セト ノベルティ 世界を席巻した陶磁人形置物
本業焼 瀬戸の伝統を伝える手仕事の美しさ
瀬戸焼関係施設 よく整備され興味つきない
一二 名古屋友禅 落ち着いた色調と深みのある
一三 名古屋黒紋付染 深みのある美しい黒
一四 有松鳴海絞 華麗な絵柄を絞り出す
一五 名古屋節句人形 尾張の生んだ豪華な節句人形
一六 名古屋仏壇 豪奢な金仏壇の代表
一七 名古屋桐箪笥 ゆったりとして気品のある美しさ
一八 名古屋凧 ふるさとを空にかえた凧
一九 名古屋黄楊櫛 地肌にやさしい黄楊の櫛
二〇 手づくり和蝋燭 人の心を和ませる炎
二一 名古屋扇子 日本文化を彩るもの
二二 名古屋提灯 柔らかな雰囲気を生む明かり
二三 名古屋履物鼻緒 履物を活かす丈夫な鼻緒
二四 名古屋桶樽 美しく柔らかな木肌
二五 常滑焼 土の味を生かしたやきもの
常滑焼関係施設 ゆっくり回りたくなる雰囲気
よりこ造り 手足を轆轤にかえて造る技
常滑急須 朱泥、藻掛けなど味のある茶器
参考文献
あとがき |
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